営業なのか交流なのか
書いている記事の例です。
とある工務店向けフランチャイザーのノウハウ資料には、営業に関することが大量に書かれていました。商品の説明から、契約を確認するクロージングまで、事細かに、言い方も含めて書かれているわけです。
さて、今になって分かります。これは、それっきりの営業にしかならず、固定客が増えるのでありません。狩猟型であり、いますぐ、買いたい人・建てたい人向けの、一度きりの方法です。継続的な取引関係にはならないのです。紹介も増えません。
この資料には、交流の方法については、皆無でした。なるほど、こうした見方ででしか、顧客を獲得できないのは、残念な話です。
これで良いのなら、こうすれば良いのでしょうが、大量のチラシや広告が必要になる方法です。なぜなら、広告によって新規顧客を常に獲得しなければいけないのですから。
逆に、交流をつづけて、10年後に家を建てるまで、待つ、という方法もあります。これは、相手の家族構成をよく知り、このタイミングで家を建てるのだろう、という判断もできる程に顧客の事情を知るということです。農耕型の方法と言えます。これは、農耕型の営業なのですが、営業では無くて、交流をすることで、あるタイミングで顧客の方から依頼してくる、ということが発生します。
継続して長年にわたり交流を続けるには、直接会うのが出来るのならそれが良いですが、おそらくそれは難しく、であるなら、ニュースレターで補完するのが正解です。定期的に、ニュースレターを送り続けることで、忘れられず、あるタイミングで顧客の方から依頼してくる、ということになります。
狭い範囲で定義すると、営業とは、商品の説明・売り込み・買いませんか?ということですが、交流はそれらを除いた事柄です。商品への想いをニュースレターに書くのはOKですが、単なる解説なら書くだけ無駄です。興味の無い人には意味が無いのです。
通販生活では、一つの商品を掘り下げて記事を書きますが、あのような記事を掘り下げてニュースレターに書くのはOKです。
広い範囲で営業を定義すると、商品の説明・売り込みのほか、顧客のニーズを聞く、知るというのも含まれます。この部分は、交流と重なるところがありますね。